家庭用ゲーム機の著作権周りについて

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最近古いゲームを再び遊びたいと思う事が多く、それに合わせて環境を整えることが多くなってきました。

レトロゲームはハード面では現行ハードに劣る部分が多く、不便だと感じることも多いですよね。

そんな時に使いたくなるのがインターネットに転がっているツールやサードパーティー製の互換ハードです。

でも、インターネットに転がっているツールは結構違法な物も多かったりしますよね。

そこで、どこまでがセーフでどこまでがアウトなのかを、想定ケースごとにちゃんと調べた上で考えてみることにしました。


なお、この記事は筆者の一個人の見解に過ぎません。記事の内容について誤った部分があるかもしれません。

間違っていたら是非ともご指摘お願いいたします。

また、この記事で書いてある事でセーフだと判断した行為を私が実際に行っているわけではありません。

想定するケース

実際の使用ケースとして、3つの行為を想定します。

  • PSPにCFWを導入して、ROMを吸い出して遊ぶ

  • PS2のエミュレーターをPCに入れて、ROMを吸い出して遊ぶ

  • ファミコンの互換機を購入して、手持ちのソフトで遊ぶ

どれもソフトを購入しているので一見大丈夫っぽいですが、解釈によっては意外とダメかもしれません。

いろいろな側面から考えていく必要があると思います。


なお、ゲームをダウンロードする系の明らかにアウトなやつは本記事では話題にしません。

また、マジコン業者がプリインストールしているメーカー製ゲームで遊ぶ行為なども考えません。

これらの行為は明らかにゲームに対して正当な対価を払っていないので、絶対にやらないようにしましょう。

ゲームのROMやカセットはすべて購入した物を、購入者が持っている間に、私的利用の範囲で遊ぶことを想定します。

PSPにCFWを導入するケース

PSPにCFWを導入して遊ぶ場合、問題になるのは次の2つです。

  1. まず、PSPにCFWを導入することは違法であるか
  2. そして、UMDの内容を読みだすことは違法か

さて、1については、恐らく法律上の問題はないのではないでしょうか。

SONYの利用規約には違反しますが、持っているマシンに外部のソフトウェアをインストールする行為を阻害する事はないと思います。

ただし、CFWを導入する過程でSONYが作成した公式ファームウェアを外部サイトからダウンロードする行為は、この限りではないと思います。


続いて2つ目ですが、これはかなり微妙かと。

自分がソフトを所有していても、解釈によってダメな場合があるかと思います。

問題となるのは、「コピープロテクトを解除する」行為を行っているかという点です。

例えば、市販のBlu-rayディスクには強力なコピーガードが掛かっており、これを回避する行為は確か犯罪にあたるはずです。

つまり、著作物に掛かったコピー防止の仕組みを無理矢理突破するのはアウトという事になりますね。

UMDには特にコピーガードはかかっていないと思いますが、PSPのファームウェア自体がアップデートでバグを修正することによって、CFWインストールの防止策を取っていました。

これは、間接的にROMを吸い出すことを防いでいるとも考えられます。

そうなると、全体を見るとコピー防止装置はないとは言えないのではないでしょうか。

ただし、著作物自体にコピーガードが掛かっていない場合、このルールが適用されるかはちょっと分かりません。

なので結論は一概には出せませんが、そもそもCFWを入れること自体が褒められたことではありませんし、PSPでUMDを読みだす行為はグレーという事にしておきましょう。

SONYの主張によっては犯罪行為にあたる可能性があるかと思います。

エミュや互換機で遊ぶ場合

製造中止になったゲーム機でゲームを遊ぶ場合、一般的に方法は3つあります。

  1. 中古で本体を買う
  2. 互換機を買う
  3. エミュレータで遊ぶ

さて、PS2の場合互換機が出ていませんよね。

これはなぜかというと、PS2の著作権(?)が切れていないからだと思います。

恐らく法律上「プレステ2のゲームが遊べるハード」を売ることができないということでしょう。

調べてみるとこの期間は20年らしいので、しばらくはPS2の互換機が出ることはなさそうです。

なお、ファミコンなどの互換機がたくさん出ているのは、この著作権が切れているからです(つまりファミコン互換機で遊ぶのはOKですね


さて、肝心のエミュレータで遊ぶことが違法かどうかですが、堂々と言えるほど自信は無いですが恐らく問題ないでしょう。

なぜなら、エミュレータはPS2のソフトをPC上で動かす事を目的としているのであって、PS2を模倣するための物ではないからです。

真似やコピーならともかく、購入したディスクに入ったデータを一時的に読み出して、それを別の方法で利用するのに制限はかかりません。

ただし、エミュレータを導入したPCは実質「プレステ2のゲームが遊べるハード」になってしまうので、そこがどう解釈されるか懸念が残ります。

まとめ

さて、いろいろと書きましたが、やっぱり公式の遊び方の範疇で遊ぶのがいい気がします。考えてもキリがありませんし疲れました(笑)

任天堂やSONYの古いゲームはオンラインストアで安く買えたり、PS Plusでタダで遊べたりしますので、それでやるのが双方にとって一番いいと思います。

ゲーマーなら製作者に敬意を払うのが礼儀です。違法ダウンロードはもちろん論外ですが、このような行為も極力避けるようにしましょう。。

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