ディスプレイの性能について備忘録

ディスプレイの性能について、知らないことが多そうだったので、自分が知らなかった事を中心にまとめておきます。

手元のディスプレイ自体はちょっと前に買い替えてしまったのですが、自分のディスプレイがどれほど高機能なのか知っておくことは大切です。

ちなみに私が買ったのはDell SE2717Hというモデルです。

Dell SE2717H

少し前に2万円ほどで購入したのですが、これを基準にディスプレイの性能を見ていきましょう。

もくじ

  • 中間階調について
  • ディスプレイのタイプごとの応答速度について
  • FreeSyncについて
  • フリッカーフリーについて
  • コントラスト比について
  • HDRについて
  • ガンマ特性とガンマ補正について

中間階調(GtoG)について

応答速度はかつて黒から白に切り替わるまでの速度が示されることが多かったのですが、現在は中間の色から中間の色まで切り替わるまでの速度が示されていることが多いようで、それを表す際にGtoG(Gray to Gray)という表記が使われています。

実際に私のディスプレイの応答速度も6ms(GtoG)という事で、中間色の切り替え速度が表記されていました。

この速度は平均値か最短値を示しているのですが、残念ながら私のディスプレイにはそこまで明記されていませんでした。

ディスプレイのタイプごとの応答速度について

最近のディスプレイは液晶が主流なので、液晶画面について書いておきます。

なお、ブラウン管とブラズマディスプレイは液晶に対して応答速度が非常に早く、表記する必要がないそうです。

液晶画面にはTN型、IPS型、VA型の3種類がありますが、中間色に対して早い応答速度を持つのはIPS型だそうです。

ただし、黒から白への切り替えが速いのはVA型、TN型となっています。

TN型、IPS型、VA型について

最近の廉価な液晶はだいたいIPS型かTN型な気がします。

個人的にはTN型はあまりよくないイメージがあり、VA型は高級品というイメージがあったのですが、ちゃんとした知識は無かったのでまとめておきます。

ただ、調べたところ少し情報が古いようなので、現状をちゃんと示しているかはわかりません。

方式 視野角 応答速度 GtoG コントラスト比 価格 Amazon商品数
TN 狭い 速い 遅い 高い 安い 241
IPS 広い 遅い 速い 低い 普通 1029
VA 普通 速い 遅い 非常に高い 高い 42

Amazonの商品数を見る限り、IPS以外の液晶はあまり数がありません。

もしかすると液晶画面はIPS液晶が主流になりつつあり、VAやTNは廃れつつあるのかもしれません。

ただしVA型は高価な製品も多くあったので、高性能ディスプレイでは用いられていそうです。

FreeSyncについて

私のディスプレイが対応しているようなのでメモ。

FreeSyncはAMDのグラフィックボードで使える機能で、「プロセッサーとモニター間の通信障害を解決し、画像のティアリングのない、安定した滑らかなゲ​ームプレイを簡単に楽しむことができる」らしいです。(公式サイトから引用)

ティアリングとは、モニターの書き換え時に起きる表示画像のズレが見えてしまう事です。

ゲームの際に用いられる機能のようなので、普段の作業にはあまり関係ないようですね。

フリッカーフリーについて

こちらも私のディスプレイが対応しているようなのでメモ。

フリッカーとは、バックライトの輝度を調節する際の方式が原因で発生するちらつきのことです。

フリッカーは目に負担をかけるので、それを発生させないような輝度の調整方式をフリッカーフリーといいます。

詳しくはわかりませんが、最近は対応しているディスプレイも多いのではないでしょうか。

コントラスト比について

コントラスト比については、輝度と深くかかわっています。

私のディスプレイはコントラスト比が1000:1で輝度が $300cd/m^2$ となっています。

コントラスト比は最大輝度(白):最小輝度(黒)を表しているので、私のディスプレイの最小輝度は $0.3cd/m^2$ となります。

ただし、コントラスト比はあくまで比率なので、最大輝度:最小輝度が $400cd/m^2 : 0.4cd/m^2$ でもコントラスト比は1000:1となります。

コントラスト比は高いに越したことはありませんが、同じコントラスト比の場合は明るいディスプレイが欲しいか、黒がより黒いディスプレイが欲しいかで輝度を見てから選ぶ必要があります。

また、ダイナミックコントラスト比はあまりあてにならないので、標準コントラスト比と輝度からディスプレイを選ぶといいと思います。

HDRについて

HDRは高級ディスプレイで使える機能なので、現状はあまり気にする必要はないかもしれません。

HDRはHigh Dynamic Rangeの略で、ディスプレイに表示できない高コントラスト比の映像を映そうという試みの元誕生した手法です。

HDR自体には規格がいろいろとあるので、コントラスト比がどこまで上がるかはものによりますが、 $1000cd/m^2 : 0.1cd/m^2$ くらいのHDR対応ディスプレイは存在しているようで、ディスプレイによって映り方が大きく異なるようです。

正直HDR自体はまだまだ過渡期のようで、昔の規格とのすり合わせだったり、色の合成手法だったりでメーカーはかなり苦戦しているようです。

もしHDR対応ディスプレイを買うのであれば、なるべく信頼できるメーカーの製品を買うことをお勧めします。

DVIのデュアルリンクについて

あまり意識していなかったので知りませんでしたが、DVIにもシングルリンクトデュアルリンクという端子があるようです。

シングルリンクだとUXGA(1600×1200)までしか対応していないので、デュアルリンクを使うのが良さそうです。

手元の端子を確認したところ全てデュアルリンクだったので、気にすることでもないのかもしれませんね。。

ガンマ特性とガンマ補正について

ガンマ特性とは色と明るさの関係のことで、ディスプレイを明るくすると色が薄くなり、暗くすると色が濃くなることです。

これを補正するのがガンマ補正であり、色にムラが出ないよううまく調節する機能となります。

性能表にはあまり書いていませんが、製品を見分けるうえで重要なので、店頭でディスプレイの輝度を変えて確認するのがいいかもしれません。

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